1986-04-22 第104回国会 参議院 建設委員会 第10号
○参考人(高橋国一郎君) 先ほども申し上げましたように、新しくできます東京湾横断道路株式会社の最大の出資者が道路公団でございますので、またしかも建設中並びに供用後も私どもがすべてのリスクを負うということになっておりますので、私どもは真剣に、建設費が高くなったりすることのないように厳重に注意していきたいというふうに思っております。
○参考人(高橋国一郎君) 先ほども申し上げましたように、新しくできます東京湾横断道路株式会社の最大の出資者が道路公団でございますので、またしかも建設中並びに供用後も私どもがすべてのリスクを負うということになっておりますので、私どもは真剣に、建設費が高くなったりすることのないように厳重に注意していきたいというふうに思っております。
○参考人(高橋国一郎君) 確かに、新聞記者との懇談の席上でそういうことを申し上げた事実はございます。ただ、しかし私の真意を果たして伝えているかどうか極めて疑問でございます。 私は、何新聞だったか存じませんが、朝日新聞だと思いましたが、民活のことを書いたときに、当時自民党の某先生と、私は民活を主張して大分議論したことがございます。これは某新聞にも書いております。民間活力でやるべきだということを公団総裁
○参考人(高橋国一郎君) どんな経緯で道路公団がこのようになったかということは、実は政府の方で御決定いただきましたので、その経緯をちょっと申し上げますと、先ほども道路局長から御答弁いたしましたように、建設省が当初十年間調査 いたしまして、昭和五十一年から私ども日本道路公団に調査せよという命令をいただきまして、現在まで十年間調査をいたしたわけでございます。 今までの説明のように、ほとんど調査は完了いたしております
○高橋参考人 東京湾横断道路につきましては、建設省が昭和四十一年から十年間調査した後、私ども日本道路公団に調査の指示がございまして、現在まで十年間の調査を行っております。いよいよ本格的に工事にかかる状況になったわけでございますが、この東京湾横断道路につきましては私どもの仕事そのものだというふうに認識しております。と申しますのは、私どもが建設大臣に対しまして一般有料道路として認可を求めることになります
○参考人(高橋国一郎君) ただいまの御質問にお答えする前に、もう一回先ほどの件につきましておわび申し上げたいと存じます。本事件に関しましては、建設大臣からも綱紀の脚正につきまして厳しく御叱責を受け、不祥事件再発防止等、厳重な御指示と御注意をいただいております。私も直ちに出先機関の幹部職員に対しまして厳重注意するとともに、二度と再びこのような不祥事が起きないよう、現在不祥事件再発防止対策委員会を設けまして
○参考人(高橋国一郎君) 初めに当たりまして、今回このような不祥事が生じましたことにつきましてまことに遺憾であり、心からおわび申し上げる次第であります。 ただいまの件につきましてお答え申し上げたいと存じます。 公団の事務所におきましては、これは建設事務所、管理事務所二つございますけれども、今回の事件が起きましたのは管理事務所でございますけれども、事務所におきます物品の購入でございますが、これは事務所長
○高橋参考人 今ほど申し上げましたように、政府との相談の結果、とりあえず日本道路公団で来年の予算要求をするようにという御指示がございまして、そのため、日本道路公団としてもし取り上げるならば一般有料道路でございますので、一般有料道路として計上させてもらったわけでございます。
○高橋参考人 最初の資金計画等が調査に載ってないというふうな御指摘でございましたが、御承知のように、どこでこの工事を行うか、つまり事業主体が現在まだ決定しておりません。これは、政府御当局でもって現在検討中というふうに聞いております。したがいまして、そういう段階で、私どもは政府と相談の上、私どもの一般有料道路の一つとして予算要求をさせていただいた次第でございます。 今度の中間報告の中には事業の採算性
○高橋参考人 東京湾横断道路の調査につきましては、先生御承知と思いますけれども、昭和四十一年に建設省が調査に着手しまして、その後日本道路公団で五十一年からこの調査を引き続き行っております。現段階ではほとんどその調査の主要部分が終わりまして、あとわずかに残っておりますが、これも年度内には完全に調査が終わると私どもは考えております。したがいまして、来年度、六十一年度には工事にかかることができると判断したわけでございます
○参考人(高橋国一郎君) 生コン業者につきましては、組合に加入しておるのが六割と聞いております。私どもは工事の発注に当たりましては、その工事現場の近くにあるプラントを全部調査いたしまして、そのプラントが規模の上においても適正であるかどうか、品質でも良好かどうか、また私どもの工事現場にも距離が割に近いところにあるかどうか。これは一時間以内に到達しませんといけませんので、そういう調査を綿密に行いまして、
○高橋(国)参考人 具体の資料はちょっと持ち合わしておりませんのであるいは誤りかも存じませんが、先生からもたしか御指摘もあったように記憶しておりますが、技術者の資質あるいは能力等につきまして適当じゃないというふうに判断したのではないかと思っております。
○高橋(国)参考人 先ほど御説明のように、当初開通した区間につきましては指名競争入札が行われまして業者を決めるわけでございますが、たまたま越後道路サービスが指名されたわけでございますが、一年間やらした結果必ずしも適当じゃないというふうな判断をされましたので、一年間でもって契約を解除した、そういう例でございます。
○高橋(国)参考人 お答え申し上げます。 雪氷作業、つまり凍っている道路の路面を解かすとか、あるいは雪で積もった路面の雪を取り除くとかという雪氷作業は、実は私どもは維持作業の一部というふうに思っております。維持作業と申しますのは、路面の汚い部分を清掃したり、あるいは石が落ちていたらそれを取り除いたり、あるいは中央分離帯の植樹を整備したり、それからのり面の除草をやったり、そういった作業も申しておるわけですが
○高橋参考人 当公団におきます余裕金は、通常、有料道路の料金所で収受します料金収入、公団本社へ振りかえるため現地の料金所で当座保有するもの、それからもう一つは、建設費、用地費等の事業資金支払いまでの間、全国の建設局あるいは管理局で当座保有するもの等がございます。 余裕金はおおむね月二百億円ないし三百億円程度でありますが、昭和五十八年二月末日現在で見ますと、約二百十八億円になっております。
○高橋参考人 新しい五カ年計画につきましては、まだ確定しておりませんので、現在建設省において詰めておるように聞いておりますが、私ども現在の第八次道路整備五カ年計画から勘案いたしまして、第九次道路整備五カ年計画の資材面あるいは労務技能者面につきましても、支障なく実行できるものというふうに考えております。 と申しますのは、第九次五カ年計画では、私どもにただいま建設省の方から内々示されておりますのは、高速道路
○高橋参考人 お答え申し上げます。 最初に、日本道路公団につきまして、先生の資料によりますというと、大手業者とそれから田中系業者が非常に多いというふうな御指摘がございましたが、これについて一言お答え申し上げます。 私ども日本道路公団の事業は、非常に職員が少ないために、また工事の質の高いものを要求されるために、工事の規模を大変大きくしております。ごらんのように十億以上というのが大部分、これは本社で
○参考人(高橋国一郎君) ただいまの日本道路公団におきます用地取得に伴う損失補償について申し上げますが、ただいまの件につきましては、昭和三十七年六月閣議決定の「公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱について」の趣旨に沿いまして制定いたしました日本道路公団の行う用地取得に伴う損失補償基準を定める規程というものによりまして補償を行っているわけでございます。当該土地につきましては、不動産鑑定士三名から聴取いたしました
○高橋参考人 今回、公企体と公団とが異なる取り扱いになっておりますのは事実でございまして、これは私のそんたくでございますが、従来からの経緯とかあるいは給与決定方式とか、閣議決定の取り扱いが異なること等によるものではないかというふうに考えております。
○高橋参考人 お答え申し上げます。 その前に、昭和五十六年度の特別手当の算定基礎であります基本給については改定しないということで、つまり旧ベースのままで組合に提案しておりますが、これは現下の厳しい経済社会情勢あるいは財政事情、国民世論の動向等を背景といたしまして、昨年の十一月二十七日に、国家公務員に準じて抑制するという閣議決定がなされたこと、並びに公団の給与改定につきましては、公団の公的性格にかんがみ
○高橋参考人 ただいまの御指摘のとおり、藤岡」佐久間の路線は軽井沢を外れまして、軽井沢の南と申しますか、かなり離れた地域を通りますが、当然軽井沢にはサービスする必要がございますので、松井田の先の方に碓氷というインターチェンジを設けまして、軽井沢に乗り入れられるようにしたいというふうに考えている次第でございます。
○高橋参考人 ただいま御指摘の関越自動車道上越線の藤岡-佐久の間の六十九キロメートルにつきましては、昭和五十四年の三月に建設大臣から施行命令を受けておりますが、このうちの藤岡と松井田の間の四十二キロメートルにつきましてはもうすでに昭和五十六年五月、昨年の五月に路線発表を行っているところでございまして、現在当区間は地元に事業説明を行っておりますし、また一部では中心ぐいの打設作業を行っている状況でございます
○高橋参考人 そういう事実はありません。
○高橋参考人 具体的な個所を示しますのは、年に大体五回ないし六回、二カ月に一度ずつ区切りまして、ある個所についてジョイントの希望のあるものにつきましてあらかじめジョイントの希望を申し出るようにいたすのが第一でございますので、大体工事の発注の一カ月半ぐらい前じゃないかと思っております。
○参考人(高橋国一郎君) ただいまのサービスエリアの件につきましては、恐らく先生がおっしゃっていますのは道路施設協会の件かと存じますが、これは監督官庁でございます建設省で調査するということのいまの答弁でございます。 その他、もしございますならば、私どもの方についても調査をいたしましてしかるべく処置したいというふうに考えております。
○参考人(高橋国一郎君) ただいまの処分につきましては、建設省当局に口頭での御説明はもうすでに済んでいるはずでございます。ただ、文書による報告がおくれているのではないかと存じます。 二つ目の御質問のこの種の事犯がほかにあるかどうかということでございますが、現在のところ私どもの耳にはそういうことは入っておりません。もしあるとしますれば、調査いたしまして処置したいというふうに考えております。
○参考人(高橋国一郎君) お答え申し上げます。 北陸自動車道大積パーキングエリア休憩施設新築工事は、昭和五十四年九月十日、東急建設株式会社と一億七千四百万円で契約しています。東急建設株式会社は、この工事の下請負として東北電気工事株式会社ほか四社に合計六千九百八十二万円を下請させたいという旨の下請負承認願を提出いたしまして、私ども日本道路公団では審査の結果承諾したわけでございまして、工事は昭和五十五年九月二十八日
○参考人(高橋国一郎君) けさほどの朝日新聞の記事に、日本道路公団の工事の談合が行われたという大きな見出しを見まして、私実は大変びっくりしているわけでございます。この記事によりますというと、二ヵ月前に本命リストができているというふうに書いてございますが、事実関係は調べてみないとわかりませんですけれども、私どもは大体一ヵ月半ないし二ヵ月前にどこでどこの工事が発注されるということで業界に連絡いたしまして
○参考人(高橋国一郎君) お答え申し上げます。 東名並びに名神高速道路におきましては、近年利用交通量が非常に多くなってまいりまして、先生御指摘のように、パーキングエリア並びにサービスエリアの利用度が高まり、特に大都市の近くの休憩施設、パーキングエリア、サービスエリアでは飽和状態に達しております。そのような関係から、昭和四十八年度よりパーキングエリアあるいはサービスエリアの敷地の中にあります木を植えた
○高橋参考人 今回の事故の原因等につきましては、現在関係各機関におきまして調査中でありますが、事故の結果、国民の皆様方に大変御迷惑をおかけしましたし、また経済的にも少なからぬ打撃を与えましたことに対しまして、まことに残念に思っておる次第でございます。 公団といたしましては、今回の事故を教訓といたしまして火災事故の再発を防止し、その被害を食いとめるため関係各位、関係機関の御協力をいただき、改善すべきところは
○高橋参考人 御指摘のとおり、今度の事故につきましてはへその原因等につきまして警察御当局で現在調査中でございます。その調査の結果を待たないと私たちの方もお答えできにくいわけでございますが、わが道路公団といたしましては、今回の道路の設置、管理に関しまして過失がなかったというふうに考えておりますので、損害賠償をするつもりはございません。
○高橋参考人 昭和四十二年の鈴鹿トンネルの火災事故に基づきまして、建設省におきましては道路トンネルにおける防災設備の設置基準というものを制定いたしまして、わが道路公団におきましては、それをもとに技術基準を定めております。その後さらに四十九年に道路トンネル技術基準が、これは建設省の基準でございますが制定されましたので、それを受けまして、さらに改定しております。なお部内におきまして、その後も検討を加えまして
○高橋参考人 まず初めに、大臣も先ほど申し上げましたように、このたびの日本坂トンネルの火災事故によりましてお亡くなりになりました七名の方並びに負傷されました二名の方に深くお悔やみ申し上げる次第でございます。なお、車両を焼かれた方も多数あるようでございまして、この方に対しましても本当にお気の毒だというふうに私は申し上げたいと存じます。 ところで、ただいまの御質問でございますが、被害者に対して損害賠償
○参考人(高橋国一郎君) 御指摘のとおり、今度の料金値上げを契機にいたしまして、第二の国鉄になるんではないかという新聞記者諸君からの御質問を再三受けております。私は、なることはありませんと明確に答えております。 それは、まず第一に、道路は無料公開の原則というのがございまして、これは単に日本だけではございませんで、世界各国すべて道路は無料でつくるのを大原則にしております。たとえ最もハイクラスな高速自動車国道
○高橋参考人 高速道路の料金につきましては、ことしの一月十七日に当公団の料金検討委員会、学識経験者からなっておりますが、委員会に諮問いたしまして現在、同委員会の中に小委員会をつくりまして、料金水準の改定その他それに関連します料金制度全般にわたりまして見直しを行っておるところでございます。まだ、現時点では結論を得ておりませんが、今後、精力的に小委員会は検討を重ねまして、できるだけ早い機会に、できれば来月
○説明員(高橋国一郎君) 徳島市長に打ちました電文は、「御協議いたしたい件あり、建設省技監室迄御出頭願います。」、以上でございます。
○説明員(高橋国一郎君) 御指摘のとおり、日ははっきり覚えておりませんが、五月の中旬ごろ総理が徳島を訪問されまして、徳島市長がマイクで市民を代表して陳情されたそうでございまして、文章でございませんので内容は詳しくは覚えていないが、建設省所管の問題が非常に多かったから、建設省はおりを見て、いつでもよろしいということでございましたが、おりを見て徳島市長に実情をよく聞いてくれないかと、もし善処できるものは